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 2025年 12月16日 (火)
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「積雲の上に生じるレンズ雲とずきん雲」(桑名市)
 
「レンズ雲とずきん雲は形が似るが別のもの」

雲の解説書によく書かれています。
しかし、今日の空を見ていると、レンズ雲とずきん雲が両方とも
多く発生し、中にはどちらか判断に迷うものも多数ありました。

ずきん雲は積雲をつくる上昇流が積雲の上に存在する湿潤層
が持ち上げられてできる雲。またレンズ雲は山脈などを越える
気流が鉛直波動によって、波動の山の位相部分に生じて場所
を変えずに同じ場所に発生し続ける雲です。

今日の雲たちは、鈴鹿山脈の山麓に生じる積雲の上に薄く
何層も重なる「ずきん雲」と積雲の上、もしくは積雲の消えた
場所に厚く大きく存在し続ける「レンズ雲」が同時にあったり、
ずきん雲として発生した後レンズ雲に変わっていくものもあり
ました。積雲そのものも山脈越え気流の影響を受けた地形性
のものもたくさんあるようにも見えます。

以前から持つ私見ではありますが、「ずきん雲」と「レンズ雲」
の両方の性質をもつ雲もあると考えたりします。そして、冬の
山脈の風下にこうした雲がよく生じるように見受けられます。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
13:21 西 105mm 13:26 西 97mm
13:50 西北西 105mm 13:54 西北西 105mm
13:57 西北西 105mm 13:58 北北西 105mm
14:03 北北西 34mm 14:25 南西 105mm
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) 15時
 
高知大学気象情報頁可視画像