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「寒冷渦を待つ夕空」 (津市 夕方) |
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昼間は高層雲におおわれて、太陽がかろうじて見える空。 夕方、写真のように蜻蛉(かげろう)のような虫が低く飛んで、雨が近いことを教えてくれます。 これらの虫は雨が近づくと湿気をおびて羽が重くなり、高いところを飛べなくなるのです。 「ツバメが低く飛ぶと雨」というのも、ツバメがこれらの虫を補食するためなのですね。 寒気を伴った気圧の谷(「寒冷渦」)が夜に通過します。 |
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昼 高層雲(太陽の存在はわかります) |
夕方 高層雲の下に 複雑な下層雲 |
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(気象庁・メテオプラネット提供の500hPa高層天気図、09時)・・・・上空約5,000mの天気図 気圧の谷の中で等圧面等高線が切り離された切離低気圧。寒気核を伴った「寒冷渦」です。 雷雨、突風、降雹(ひょう)などのシビア(はげしい)な気象現象を伴います。 |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) |