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2007年6月15日(金)
「巨大な高積雲」 (津市 昼 天頂 左が南西)
 
     低気圧が東に去って、寒冷前線となった前線が南下。晴れとなりました。
     そして、鈴鹿山脈を超える風が、水蒸気と若干の不安定さの残る伊勢平野の空に、
     とても美しい雲が散らばる空を作りました。
     おもな雲は高積雲。大きいものからひつじ雲、レンズ雲までいろいろあります。
     動きの速い下層雲や巻雲、巻積雲も混ざっています。
     昼頃には、特に大きな高積雲が、じっと動かずに津市の空をおおいました。
     空全体の雲が無秩序に散らばっているように見えて、そこには各高度の風、山脈を越えた風などが
     作り出す必然が見えてきます。
     それでいて二度とは同じ景色はない・・・・今日の空も忘れたくない、そんな気がしました♪

    
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朝 鈴鹿山麓で 南の空 ひつじ雲(高積雲)
レンズ雲(高積雲) 昼 津市 ひつじ雲(高積雲) レンズ雲(高積雲) 
レンズ雲(高積雲) ひつじ雲(高積雲)
巨大な高積雲 昼 津市 対角線魚眼で
右の写真で、左が南西

ひまわり可視画像でもその存在が確認できる
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像13時 津市をおおう巨大な高積雲の存在がわかる)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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