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「幻日(げんじつ)」 (桑名市 夕方) |
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快晴の明け方、日の出直前に上層雲が発生し、すぐに消えていくことがあります。 空に魔法の粉をまいたような巻雲は、早起きしたときだけに見ることのできる、空からのプレゼント。 その後はよく晴れて、とても暑い一日になりました。(桑名や津で30℃を超えました。) 昼過ぎに、22°ハロが青空の薄い雲にあらわれました。半周分だけですが、色が鮮やかです。 そして夕方、太陽の左右22°のところに、幻日が現れ始めました。 左が明るくなったと思えば、右が明るくなったり・・・・幻日の変化は観察していて飽きません。 また、薄い巻層雲に現れる幻日は、青色の光が途中の雲に吸収されないので、すべての色が鮮やかです。 2時間近くつづいて、両側の幻日が本物の太陽といっしょに沈んでゆくようすまでみることができました。 また、かすかながら太陽柱(鉛直に伸びる輝き)もあらわれました |
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明け方 桑名 きらきらの巻雲 | 午前 津市 巻雲 | |||
午後 桑名 22°ハロ | 夕方 幻日 | |||
日没まで幻日がつづきました | 太陽柱 | 日没後 赤い空 | ||
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) |