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2007年7月
「尾流雲」 (津市 12:28 北の空)
 
     日本海に低気圧、関東沖に停滞前線、先島諸島に台風12号、本州の南に高気圧、と微妙な配置。
     東北地方では昨夜に記録的豪雨があり、また一方で西表島では最大瞬間風速65.9mが記録されました。
     三重県は、穏やかな天気で、中層も風の弱い状態でした。
     朝は、やや高い感じの美しい高積雲が山越えの西風で縞構造を作っているのが印象的。
     そして昼、北の空を西から東にゆっくりと移動していく尾流雲がありました。
     これはたぶん高積雲の本体が消滅したもので、尾流雲だけが残っているような状態のようです。
     (背後に見える巻積雲より低く、手前の積雲より高いことが確認できたので、中層の尾流雲らしい。)
     夕方の巻積雲も動きはゆっくり。飛行機雲にも尾流雲ができていました。

    
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9:35 北西 高積雲 9:36 北東 9:37 北西 波動性の縞構造 
12:28 北の空
12:33 12:33 右に薄い巻層雲?
PLフィルターなしでは
気づかないほど淡い
12:34 12:35
13:24 Y字形の飛行機雲
どうやってできた?
18:08 18:09 巻積雲
18:09 18:13
気象庁・メテオプラネット提供の天気図 500hPa 09時)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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