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「光環・彩雲」 (津市 8:09) |
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停滞前線が本州南の海上にまだあり、中層・上層の雲が南西から北東へ移動する一日でした。 朝に伊勢平野をおおった薄い高層雲に、みごとな光環(光冠)。 光環は雲の水滴で太陽光が回折するとき、波長(色)によって曲げられる角度が異なるために 見られる現象です。完全な光環も見られました。(通勤中の信号待ちで撮影しました。) 昼頃も、高層雲が太陽にかかって、彩雲が見られました。 一般にハロの出るのが巻層雲、光環の出るのがうすい高層雲ですが、巻層雲でも光環のでる ことがあります。影がくっきりできていたし、巻積雲もいっしょに見られていたので厚い巻層雲なのかも しれません。 ところで、昼(津市)、夜(桑名市)に、高感度カメラで南の空を微速度撮影しました。 昼は中層が南西からの風。 夜は下層の層積雲が南から北へ勢いよく移動し、その上の高積雲らしき雲は西から東へ移動しています。 一方で、アメダスによる地上の風は、昼に北西5m、夜に西北西1〜2mの風が観測されており、 高層天気図と比べても、かんたんには理解しがたい複雑な風になっていました。 |
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8:09 光環・彩雲 | 8:20 完全な光環 | 9:15 高積雲 指3本より小 | ||
9;16 北 | 11:41 尾流雲 西 | 12:30頃 南南西 | ||
12:36 | 12:37 | 12:42 尾流雲 西 | ||
12:36 東南東 | 12:49 巻積雲 指1本より小 | |||
12:50 雲を通して影がくっきりできる 高層雲ではおおむね影ができないが、 光環ができるのは薄い高層雲の特徴 巻積雲とつながっているので巻層雲と判断。 |
12:50 光環・彩雲 | 12:55 | ||
12:33からの南南西の空の雲の動き(津市) | 19:30頃からの南の空 雲の動き(桑名市) 上空は西風 下層(層積雲)は南風 地上は西北西1〜2mの微風(桑名アメダス) |
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ラジオ天気図 18時 |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像09時) |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像13時) |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) |