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「快晴に雲ひとつ／夕刻の逆転層」 （桑名市／津市） |
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| ここのところ、テレビの天気予報などで、「雲一つ無い快晴」というような言葉を聞くことが あります。これまでの何日かは、全然そんなことのない（けっこう雲がある）日に言われて いて、違和感がありました。今日は、ほんとうに雲がほとんどない一日。 ほとんど唯一見たのが、多度山の上の積雲。鈴鹿の山の上にも少しありました。 日が暮れた頃、津市の各地で、野焼きした煙が水平にたなびくのが見られました。 あたためられた煙の空気塊がほんの少し（数ｍ〜１０数ｍ程度）で上昇がおさえられている のです。終日快晴で空気の温度も上がっていたところへ、日没で地上付近だけの温度が 下がって、少し上空はまだ気温が高いままだったためです。 上空ほど温度は下がるのがふつうですが、この場合は地上付近に逆の温度勾配ができあ がっていたわけで、このような状態を「逆転層」といいます。 そして、風がほとんどないことも、このような景色が作ることに貢献していました。 |
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| 桑名市 11:50 | 白子 12:42 遠くに雲 | 津市 17:24 煙が逆転層に押さえられている | ||
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| 17:25 | 17:36 | |||
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| （気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成） | ||||