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「空の宝石と首飾り−幻日・環天頂アーク−」 (桑名市 朝) |
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東シナ海の低気圧が発達しながら東進し、三重県の朝の空には、まず巻層雲がやってきました。 太陽の両側22°には「幻日」。ときどき、とても鮮やかに輝きます!! 太陽の上方22°には、ときおり、「上部タンジェントアーク」。太陽高度は低いので上に開いた形です。 そして、8時20分ころ、太陽の46°上方に「環天頂アーク」!! 天頂を囲むようなカーブを描き、 「さかさ虹」とも呼ばれる現象です。 じつは、「幻日」と「環天頂アーク」を見せる巻層雲の氷晶は、どちらも六角形の板状結晶によるもの なので、いっしょにあらわれることがけっこうよくあります。(たとえば、今年の2月11日など) 幻日は側面の頂角60°プリズムによってつくられ、環天頂アークは側面と上面の90°プリズムに よってつくられます。 8時40分ころ、何度目かの幻日が鮮やかに輝いた後、いったん空は晴れ、その後、一気に高層雲、 そして乱層雲へと移り変わり、午後には雨の天気になりました。 |
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桑名市 7:53 巻層雲 | 7:54 幻日(飛行機雲) | 7:55 鮮やかなスペクトル | 7:56 | |
7:58 巻雲・巻層雲 | 8:04 巻層雲の波状雲 | 8:04 | 8:08 左の幻日 | |
8:10 タンジェントアーク | 8:13 タンジェントアークと 左右の幻日 |
8:14 右の幻日と鮮やかになった左の幻日 | ||
8;14 左の幻日 タンジェントアークと左右の幻日 | 8:19 巻積雲と環天頂アーク | |||
8:19 環天頂アーク | 8:20 環天頂アーク | |||
8:20 環天頂アーク | ||||
8:20 環天頂アーク それほど明るくはならず、淡い光はしばらく続いた。 | 8:21 | |||
8:34 右の幻日 | 8:35 積雲のように見えるが 巻層雲よりも上空、 濃密巻雲 |
8:41 右の幻日 | 9:33 高層雲 |
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10:20 層積雲 南 |
10:26 南東へ移動 午後には雨になった。 |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) |