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2009年 1月31日 (土)

「鈴鹿山脈にかぶさる層積雲/つるし雲(朝)/赤虹/幻日/つるし雲(夕)」 
(桑名市・鈴鹿市)

 
     激しい雨と雷をもたらした低気圧が東に去って、北西からの風が吹く日となり、美しい空の現象が
    たくさん見られました。
     鈴鹿山脈の全体に、真っ白に輝く雲がかぶさり、風下の空にはたくさんのレンズ雲。中には、みごとな
    積み重なりでできた「つるし雲」も! 
     高積雲には、塔状雲や尾流雲もあらわれています。
     そして、夕方には、高層雲との間にできた晴れ間に幻日。ずいぶん長い時間、見られました。
     昼間の気温はさほど下がらずにすんだのですが、この頃には風がずいぶん強くなっていて、カメラを
    持つ手が痛くなってくるほど。(油断して、手袋を使っていませんでした。)
     冷たさに耐えきれず、車に乗ったときに、東の遠くの空の雲が夕陽を浴びて赤く色づく中に、地上まで
    赤い光を発見。少し見やすい場所に移動すると、まぎれもなく虹。いわゆる「赤虹(せっこう)」です。
    遠方の雲の下が降水になっていて、その部分だけが光っている短いものですが、これもずいぶん長い
    時間、見ることができました。
     今日のページは、タイトル写真を5枚もならべてしまいましたが、感動に満ちあふれた空。
     これらのすばらしい眺めには、三重の地に住んでいる幸せと誇りすら感じるほどでした。
    
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桑名市 7:53 西 8:11 鈴鹿山脈にかぶさる層積雲 8:49 レンズ雲がいっぱい
四日市市 8:53 みごとなつるし雲 8:54 8:56
l
鈴鹿市 9:18 
高積雲の塔状雲
9:26
高積雲の尾流雲
16:52 層雲と高層雲の間に見えた晴れ間に幻日
16:52 鈴鹿山脈には終日、白い層積雲がかぶさっていた。 17:02 高層雲の尾流雲
17:06 17:09 鈴鹿から南の空
たくさんのつるし雲
17:12 東の空に赤虹! 虹の根元だけ現れたもの
17:16 つるし雲 17:22 動かず色が変化 17:25 17:295
17:29 19:48 月と金星
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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