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「正午の虹」 (桑名市 12:09) |
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正午ごろに急にしぐれてきて、「もしや」と思って北の空が見えるところに行くと、”やはり!”・・・ 明るい虹が短時間だけ見られました。撮影できる場所で車をとめたときにはすでに明るい部分が 少なくなっていて少し残念だったのですが、それでも写真のような状態をとらえることができました。 今日は、この写真から話題を2つほど。 ひとつは、正午頃に虹が見られるのは、じつは季節が限られていること。虹は太陽の反対側(対日点) を中心として視半径42°の円となるので、太陽高度が42°よりも低い季節にしか地平線より上に現れ ないのです。このように比較的大きな円弧の部分が見られるのは、冬至に近い今の時期ならではという わけです。 もうひとつ、虹の外側にもうひとつのアーチがかすかに写っています。これは「副虹」といって、51°の 視半径を持ち、色の順序が主虹とは逆になっています。 そして、この2つのことを考えていたら、太陽高度のもっと高い季節には、副虹だけが見られるという 現象がありえることを思いつきました。そのチャンスにもまた期待したいと思います。 |
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桑名市 朝 南東・西の空 昨夜は雨 | 虹 12:09 | 虹 12:12 | ||
虹 12:14 | ||||
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||