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2009年 12月29日 (火)

「点在する積雲」 (桑名市)

 
     11時のひまわり可視画像を見ると、冬型気圧配置が弱くなって、北陸からの下層雲が関ヶ原付近や
    鈴鹿山脈北部でさえぎられ、三重県北部からは顕著な雲がなくなっています。積雲は実際のサイズが
    小さいのでひまわり画像では個々の雲は写りませんが、地上からみると上の写真のような小さな積雲が
    たくさん浮かんでいました。
     この写真をよく見ると、うまい具合に太陽光線があたっているせいもあって、これらの積雲の周辺には
    雲とはいえないものの「靄(もや)」のような水蒸気の多い領域がほぼ積雲と同じ高度で存在していること
    がわかります。
     また、こうした積雲を見ていると、決して蒸発していくばかりではなく、下の写真のようにときどき青空に
    浮き出すように大きく成長することもあります。
     
    
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桑名市 10:56 南 10:56 10:57 西 13:34 名古屋市
桑名市 14:43 東 14:44 南東 14:44 西  14:46 南東 
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像 11時
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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