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2009年 12月31日 (木)

「断片雲と芯のある積雲/雪雲の襲来/年越しカノープス」 

(桑名市)

 
      強烈な西高東低・冬型気圧配置! 冷たい北西風が吹きつけて、10秒も屋外にいれば芯まで
    体が冷えてしまいそうです。
     ひまわり画像を見ると、日本海の収束帯の雲が北陸に押し寄せて、それが三重県北部にまで
    達しているようです。そのため、断続的に雪の降水雲や尾流雲をもつ雲が押し寄せてきては伊勢
    平野で消えていくため、積雲の残骸のような雲がたくさん見られました。
     夜半になって、満月が天頂近くを通り、まさに「月天心」の状態です。12月の満月は南中高度が
    90°近くにまでなるのです。
     そして、年越しの時刻に、南の低空ではひっそりとカノープス。
     2009年おおみそかは、とても冬らしい空であったことが印象に残りそうです。
     
    
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気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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