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2010年 3月28日 (日)

「タンジェントアーク −上端接弧・下端接弧−」 (桑名市 午前)

 
     巻層雲の六角氷晶の120°をなす2面を通る屈折光は、太陽から22°の離角の場所にハロ現象を
    生じさせます。太陽を中心とする半径22°の円が内暈で、その上端および下端に接するよカーブが
    タンジェントアークと呼ばれます。ともに鉛筆の形をした六角柱の氷晶が静かに降る状態が成因です。
     昨日に続いてのハロの出現ですが、1年前の同じ3月28日にもみごとなタンジェントアークが出現して
    いて、ハロの季節の到来をますます強く感じました。
     
    
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9:28 9:37
9:57 10:00
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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