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2010年 3月29日 (月)

「夕空に、金星と水星」 (桑名市)

 
     気温は午前にかろうじて10℃に達しましたが、正午頃には寒気の影響で気温が下がり始め、
    18時に5.5℃、20時には4.0℃まで下がっています。(明朝は零度近くになりそう)
     昼ころの雲は冬を思わせる積雲。しかし、太陽高度は高くなっていて陽ざしは強く、迫力ある
    雲の姿でした。
     夕方には鈴鹿山脈の雲の活動がおさまってきており、西の低空を注目していると宵の明星で
    ある金星が見えてきました。水星も近くにいるはずだ、と探してみると金星の右下にいました!
    この2つの惑星は地球軌道の内側を公転する内惑星で、太陽から大きく離れて見えることは
    ありません。特に水星は最大離角でも20°あまりにしかならないので、よほど気をつけていない
    となかなか見られないものです。これからしばらくの間は金星と水星が近くに見えるので、水星
    を見つけるチャンスだといえそう。晴れた夕方には、みなさんもぜひトライしてみてくださいね。
☆彡
     
    
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桑名市 昼ころ  気温が低く、まるで冬のような雲 降水雲や尾流雲が見られる
西 雪雲らしい 18:15 西 18:51 金星と水星 18:54
金星と水星の日周運動
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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