8月のカレンダーへ
2010年 8月16日 (月)

「猛暑の空に雄大積雲/打ち水に主虹・副虹」 (桑名市 午後)

 
     津市で最高気温が36.8℃を記録。あの7月23日ころの猛暑週間ほどではありませんが、
    屋外にいるのが危険に感じられるような暑さです。ヘイズのかかった空の中に、大きな積雲
    も発生。
     ベランダが火傷するほどの熱さなのでホースで水をまいたのですが、ついでに虹を作って
    遊んでしまいました。写真で2つの虹が見られますが、明るい方がいわゆる「主虹」、淡い方が
    「副虹」で、色の順序が逆になっています。さらに、これに気付いた方は観察力が鋭い、と思う
    のですが、主虹の内側と副虹の外側は明るく、両者の間は暗いのです。このくらい部分は、
    「アレキサンダーの暗帯」と呼ばれ、この場所の水滴に入りこんだ太陽光は観測者の方向には
    向かわないため、暗くなるのです。また、夕方、太陽高度が下がってくると、下の方の虹も見や
    すくなってきました。
     暑い日が続きますが、昔ながらの打ち水で涼をとりつつ、虹を作って観察するのも一興かも・・・
    
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
l
桑名12:50ベール雲 15:09 雄大積雲 シャワーの打ち水で虹あそび
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

前日へ

翌日へ