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2011年 9月15日 (木)

「ずきん雲だらけの空/夜の熱積雲」 (桑名市)

 
     朝は積雲の多い空で、中層に湿度の高い層があるらしく、いずれの積雲を見てもあちいこちに
    ずきん雲が見られます。頭巾雲の寿命は短いのですが、入れ替わり立ち替わり、とにかく頭巾雲が
    いっぱい発生しているのです。ちょっと珍しい光景でした。
     夜には、2本の長い積雲列が南から北へ。台風の縁辺流のえいきょうではありますが、これらの雲
    の生まれている場所は、川越火力発電所と四日市石油化学コンビナート。写真のものはコンビナート
    からです。工場からの水蒸気がこんなに巨大な雲になるのか?とよくたずねられるのですが、コンビ
    ナートの見える場所へ出かけると、一目瞭然。各煙突から全天をおおうような雲になっているのです。
    ものすごい水蒸気が吐き出されているとともに、それがきっかけで大きな積雲に発達しているわけです。
     
    
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朝  どの積雲にもずきん雲が発生しているといってよいほど
夜の熱積雲と月光に照らされた巻層雲
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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