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2021年 12月13日 (月)

「西高東低、冬の雲」 (桑名市)

 
 アメリカで、10日夜から11日、6つの州にまたがってとてつもない竜巻の発生があり、
想像しがたいほど甚大な被害がありました。ニュースによれば、死者100人超で、全貌
がいまだ明らかになっていないとのこと。12月のこの時期に、記録的な下層の暖かさに
なっているところに、上空に強い寒気が入り込んでスーパーセルがいくつも発生したと
いう解説でした。
 日本でも12月と思えない暖かさが続いていましたが、今日から西高東低の気圧配置
で強い寒気が入ってきました。北日本の日本海側で暴風雪が心配されます。
 太平洋側では、いわゆる空っ風の晴天、三重県北部は関ケ原方面を日本海から漏
れ出てきた空気で、積雲列や山脈沿いのしぐれる天気をもたらす層積雲。冬らしい雲
の競演が本格的に始まりました。ちなみに山麓委の降水は雪ではなく雨のようで、朝、
山麓に虹が見られました。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
冬らしい積雲列
12:14
南東
50mm
降水を伴う層積雲
13:27
西
60mm
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 

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