3月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 3月13日 (日)
前日へ     翌日へ 
「ヒレンジャク」(菰野町)
ヒレンジャクは、冬鳥として全国に飛来するものの数が少なく、これに
出会いたくて、待っていました。3月〜5月頃に見られるようになるので、
やってきたばかりなのかもしれません。繁殖地がアムール川下流の狭い
地域だけで、個体数の少ない種のようです。ヤドリギの実が好きなので、
ヤドリギのある樹木の多い場所を散策していて見つけることができました。
高い枝に長時間止まっていて、撮影するにはとんでもないくらいの枝が
カブってしまいましたが、ときどきヤドリギの茂みへ飛んでいく移動途中の
個体を中心に撮影。背景が空になるのはしかたなし、ということで、光線
状態の良いアングルを見つけて撮影。冠羽を立てて、目にキャッチライト
が入って・・・・・・・ヒレンジャクのとてもカッコいい瞬間です。

そのほかの野鳥は、というと、昨日、最高気温22.8℃を記録し、GW頃の
陽気になったため、野鳥の世界にも大きな変化が出始めたようです。
ウグイスの鳴き声があちらこちらで聞こえ、ルリビタキなどが移動を
始めたのか、いつもの場所にはいなくなりました。
次回から、散策する範囲を広げてみたいところです。
    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ  NikonZfc 300mmf/4×1.7倍テレコン 換算750mm
ヒレンジャク
f6.7 1/1000秒 ISO800
ヤドリギのある木の隣の木
群れでいたが枝カブリがひどく
単独で移動した個体を撮影
f6.7 1/1000秒 ISO1100
雌雄ほぼ同色
喉の黒い部分の境目がはっきり
しているのがオスで、ぼやけて
いるのがメス
これはメスかも
f6.7 1/1000秒 ISO900
尾の先端が赤く、腹部が黄色
f6.7 1/1000秒 ISO1100
ぎりぎり枝カブリを避けて
メス?
f6.7 1/1000秒 ISO400
赤い部分が3か所
羽の重なりで隠れることが多い?
f6.7 1/1000秒 ISO640
   
 f6.7 1/1000秒 ISO640
ヤドリギの実の果肉は粘着性が
あり、糞もこのように粘って
糸を引く。これが樹木に付着して
ヤドリギの種子が散布される。
 f6.7 1/1000秒 ISO500
   
 f6.7 1/1000秒 ISO640 f6.7 1/1000秒 ISO640
目にキャッチライトが入ると
特にカッコいい。 
   
カワラヒワ 
f6.7 1/1000秒 ISO500
単独で地面を歩いていた
ソウシチョウ 
f6.7 1/1000秒 ISO1250
   
エナガ 
f6.7 1/1000秒 ISO3600
至近距離、やや上方から
キタテハ
f6.7 1/1000秒 ISO800