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「神々しき 天気綸 - 22°ハロ - 」(桑名市) | |||
シルクのように一様な白さで光る巻層雲に、鮮やかな22°ハロ。 リングの内側が外側よりも暗いこともよくわかります。 これは、リングの内側から発せられるハロの光がなく、外側 には淡いながらも観測者に向かうハロの光があるためです。 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」にさりげなく登場する「天気綸」の柱。 天気を占う道具との説が有力らしいけれど、晴れた日の空に あらわれ、明るく輝くリング、即ち22°ハロが天気綸だと思えて なりません。賢治の文学研究には科学の視点はかかせず、 特に、彼の奥深い観察・体験・研究のベースを思うと確信に 近い思いがします。 今日の22°ハロは4時間ほど継続し、夕方には高層雲の空。 |
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11:06 16mm 巻層雲の繊維状構造が残る なかで鮮やかなハロ。 |
11:46 16mm ほぼ一様な巻層雲に現れる ハロは最高に美しい。 |
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13:47 14mm 淡くなってきたハロ。 輪郭が左右にぼやけて いるのは外接ハロの光が 混ざっているためのよう。 |
13:56 16mm もやもやとハロを隠す雲。 巻層雲よりも低い高層雲が 広がり始めた。 |
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地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成) | |||
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