9月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 9月26日 (月)
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「カワセミ」(桑名市)
 
 
晴れた青空の夕暮れ、いつものカワセミが待っていてくれました。
水面への飛び込みは行うものの、大半は同じ場所に留まっていて・・・。
そこに幼鳥が近づいてきて、追いかけて飛び立つシーンも。

静止写真はレンズを絞り込み、低速シャッターを用いて、低ISOで撮影。
ちょっとマニアックな例えになるけれど、かつて、土門拳氏が仏像写真を
暗がりの自然光だけで撮影した手法と似ています。

飛翔写真は、開放絞りで速めのシャッター。夕暮れの日陰では
ISOが高くなるのと開放でのレンズの甘さが出る苦しい条件。
1/15秒ごとの合成で、飛び出していく動きを表現してみました。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 NikonZ9  AiED500mmf/4P
f5.6 1/400秒 ISO1600
夕方、まだ日は明るいが、日陰。
空の明るさが光源になっていて、
目にキャッチライト。
f5.6 1/100秒 ISO360
すっきりした背景(池)。
追いかけて飛び立つカワセミ。
f5 1/1600秒 ISO10000
通り過ぎたのは幼鳥のようだ。
f8 1/20秒 ISO500
開放付近では甘い描写のレンズ。
低速シャッターを決め込み、
f8まで絞ってシャープに撮影。
水に飛び込む瞬間(4コマ合成)
f4 1/1600秒 ISO5600
背景との明暗差が小さく、背景の
明るい部分との重なりもある。また、
留まっていた枝が細く、大きく揺れる。
こんな場合は、切り抜いて通常合成。
f5.6 1/13秒 ISO640
日没の頃に撮影。
低速シャッターを露出ディレイで。
動きのあるポーズの静止の瞬間。
f5.6 1/10秒 ISO560
同じく、ほぼ日没時刻。