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「魚をくわえて飛翔(正面) -カワセミ-」(桑名市) | |||
毎日、同じポイントを何度も巡回するように活動するカワセミ。 光線状態や飛ぶ方向の組み合わせで、さまざまな姿が見られます。 今日、印象に残ったのは、魚をハンティングしたあと、撮影者の方へ 飛びあがってきた姿。3コマ合焦したうちの2コマは、翼が見えないほど の真正面(翼がとても薄いのです)。翼の外面が見えるものを掲載。 次に印象に残ったのは、直射日光を受けた後ろ姿の羽繕い。 まるでカメラのシャッター幕のような機能美を見せるとともに、 光の当たり具合でさまざまな色と光沢を見せています。 また、めくれ上がった背中の羽が透明感のあるシルバーに 輝いていたこと。この羽のこの透明感は初めて見ました。 構造色のあらわれかたはとても奥深いですね。 いろいろ撮影して、さいごに茂みにとびこんだカワセミ。 まったく姿がみえなかったが、テレコンをつけてじっくりと 捜索すると・・・。いました、かなり奥深い所に。 これもカワセミ生態観察の重要なポイントかも。 いい写真を撮ることよりも、観察と発見の楽しさを 大切にしたいと思った一日でした。 |
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共通データ: NikonZ9 500mmf/5.6 | |||
f5.6 1/4000秒 ISO7200 半逆光で飛び立つ。 |
f5.6 1/4000秒 ISO7200 翼の透明感が際立つ。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO7200 左右の翼の表と裏が見える瞬間。 |
f5.6 1/4000秒 ISO7200 空気を包み込む美しいフォルム。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO11400 飛び込んだあと、魚をくわえて こちら向きに突進。目の前の 切り株に留まるつもりだったよう だが、人の気配に気づいて このあと急転回した。 |
f5.6 1/100秒 ISO320 毎日撮影している写真。 ほんとうによく留まるポイント。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO14400 手前の翼に合焦。 美しいフォルム。 |
f5.6 1/4000秒 ISO14400 通常合成の連続写真。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO8000 羽ばたき周期は約1/15秒。 この写真で3ストロークある。 |
f5.6 1/160秒 ISO64 羽繕いの途中、羽の構造色が さまざまに輝く。翼の重なりも カメラのシャッターのように美しい。 |
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f5.6 1/160秒 ISO64 背中に現れた透き通る羽。先端の羽 かと思ったがそうではなく、めくれ あがった状態、やはりここの羽も透明 で、構造色で濃紺や緑になるようだ。 右上写真ではどの羽なのか、 よく見比べてみてくださいね。。 |
f5.6 1/4000秒 ISO3600 美しい飛翔だったが、ハイライトとびと 黒ツブレの両方がカワセミの体に 生じている。難しい・・・。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO3600 右上写真と同様、写真表現が難しい。 |
f5.6 1/4000秒 ISO3600 ハイライト重視で通常合成。 |
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f5.6 1/250秒 ISO1100 これも毎日撮っている。 |
f5.6 1/4000秒 ISO1800 これも。枝カブリがギリ避けられる。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO11400 枝カブリを避けた構図から 飛翔スタート。 |
f5.6 1/4000秒 ISO11400 あとは運まかせで枝カブリ。 顔・翼が美しいので採用。 |
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f5.6 1/4000秒 ISO11400 きれいなアングル。2本の枝が悔し。 |
f5.6 1/160秒 ISO320 再び同じ場所に戻る。陽が翳った ときの色合いがこれ。 |
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f5.6 1/250秒 ISO80 直射日光が当たった時の色と光沢。 この場所も毎日撮っているが、光の 状態が頻繁に変わる、おもしろい所。 |
f9.5 1/4秒 ISO720 1.7倍テレコン 奥深い茂みの中へ。遠くて暗く枝葉が いっぱい。場所がわかっても肉眼では 視認できなかった。スライダー雲台が 必要なほど、三脚位置の微調整を 繰り返し、スローシャッターで撮影。 |
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