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 2025年 3月18日 (火)
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「寒冷渦、下層の南風で生じる つるし雲の群れ」(桑名市)

(ピクチャーインピクチャー非対応のブラウザーでは以下のムービー・サムネイルをクリックしてください)

最下図は500hPa高層天気図。青い着色をしたエリアは
日本海を覆いつくすような寒気域。一応、「寒冷渦」といえ
そうですが、中上層の寒気核はシャープではなく、また地上
付近の低気圧も明瞭でコンマ状の雲域もみられるので
「ポーラーロウ」の性質もあわせもっているようです。
これにより、今夜から明日にかけて大気の状態が不安定で
積乱雲が発生しやすく、雷などのシビアな天気に要注意です。

今朝は淡いハロと幻日が見られ、その後快晴の空。

夕方になると、低気圧へ向かう南寄りの風が強まり、
同時に中層の西寄りの風が山岳波を生んでつるし雲の
群れが急発生しました。タイムラプスムービーをご覧
いただくとわかりますが、これらの雲の寿命は短めで、
南から北へと流されていきました。
いつもは北よりの風と山岳波でつるし雲が生じるような
場所に、下層の南風に伴ってつるし雲が生まれており、
ちょっと珍しい現象だったのではないかと思います。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
タイムラプスムービー(60倍速) 北北西
@ 16h52m〜17h02m(10分間) 50mm
A 17h02m〜17h17m(15分間) 24mm
   
淡い22°ハロと幻日
7:36 東 24mm 
南風で つるし雲
16:51 北北西 50mm 
つるし雲の群れが急発生
17:03 北北西 24mm
南の空、東西方向に細長い雲
17:45 南 14mm
地上(高知大学気象情報頁赤外画像と気象庁速報天気図を合成)
 
 気象庁高層天気図 500hPa 09時
日本海を覆いつくす寒気域