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2007年7月
「朝、幻日と太陽柱」 (桑名市 7:30頃)
 
     朝、目覚めてカーテンを開けると、いきなり「幻日」が目に飛び込んできました。
     氷晶の六角形の面が水平になる分布が卓越するときにその頂角60°のプリズム効果が成因。
     少したってベランダに出ると、太陽の下に「太陽柱」。
     こちらは氷晶の水平面による太陽光の鏡面反射が成因です。
     これらのハロは朝や夕方に見られやすいので、起床時間とタイミングが合ってきたという意味でも
     季節感を感じます。この季節の朝夕は、特に冬型の前後、巻層雲に気をつけてみたいものです。
     さて、昼には、積雲の一部が見事にロープ状になった、ふしぎな雲を見つけました。
     風と対流、乱流のいたずらという感じですね。
     1分くらいで消えてしまいましたが、ちょっと嬉しい見つけ物でした♪
     夕方は積雲が詰まった感じの層積雲におおわれ、夜には小雨の降るところもありました。
    
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桑名市 右側の幻日7:23 太陽柱 7:34 津市 12:20 上空の積雲の一部がロープ状になった
12:48 高積雲 

12:48 高積雲の下に積雲
西の空
17:00 層積雲

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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