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2007年7月
「東濃・三河の層状雲」 (四日市市 14:35)
 
     ゆるい冬型なのですが、近江盆地・濃尾平野・伊勢平野、さらに三重県南部にも雲がなし。
     とてもいい天気だったので、鈴鹿山脈の麓を鈴鹿市から北に向かってドライブしました。
     「鈴鹿セブンマウンテン」とは某社が作った言葉ですが、なかなか鈴鹿山脈のイメージを
     よくあらわしている気がします。ただ、地元に住みながら、どの7つを指すのか、曖昧だったので
     調べてみると、北から順に、@「藤原岳(1120m)」、A「竜ガ岳(1100m)」、B「釈迦ガ岳(1092m)、
     C「御在所岳(1212m)」、D「鎌ガ岳(1161m)」、E「雨乞岳(1238m)」、F「入道ガ岳(906m)」。
     このうち、雨乞岳は滋賀県側にあって、伊勢平野からは御在所岳に隠されています。
     ですから、三重県北部からは6つの代表的な山を覚えると、雲との関係を示しやすくなります。
     そのほか、平野部に張り出している低山として、雲母峰(アメダスがある)と野登山も山脈の
     景色に入り込んで印象強く見える場所もあります。特に、雲母峰は、御在所岳・鎌ガ岳と
     近い位置にあり、北から見ると両者の南に、東からは両者の間に、また南から見ると両者の北に
     見えてきます。 今日はこれらの山々の写真(3列目)もごらんください。
     (後日、亀山市よりも南の山々も作ってみます。けっこう奥行きのある山地で難しいかも)
     そして、今日の空のいちばんの特徴は、東の空低く、伊勢湾よりもずっと東に見えた層状の雲!
     高層雲か層積雲になると思います。ひまわり可視画像とよく対応していました。
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
小岐須渓谷の屏風岩 雲母峰を南から見る
雲母峰の麓から東 伊勢湾よりもむこうに層状雲
鈴鹿山脈を伊勢平野から見る (写真は左から順に南から北へ)
宇賀渓から東
トビの旋回
桑名から 太陽が
入道ガ岳に沈む
鎌ガ岳と御在所岳
桑名市から
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像 16時)
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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