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2008年 4月2日 (水)

「ゆく年の ねずみの行進(積雲)              
  /レンズ雲の夕空                   
/金星・月と太陽に近くなった木星」
 (桑名市)

 
     昨夜、夜半から明け方にかけて、三重県北部では降水がありました。西高東低の冬型で、
    しぐれたようです。そして、寒気も入り、今日は昼間もかなり寒さを感じました。
     終日、雲が多く、午後から下層の雲がうすくなって、ようやくめりはりのある空に。
     逆光でシルエットになった積雲の連なりは、まるでネズミが空を行進しているようで、1年の
    おわりにぴったりな感じがしました。
     夕方からは、下層雲が少なくなって、つるし雲などのレンズ雲がいっぱい!
     日没後、三日月が西の空に見えて金星と並びました。1ヶ月前にはこれに木星が加わっていま
    したが、木星は太陽に近い低空にかろうじてまだ見えていました。
     今夜は大晦日で、年越しの頃にカノープスが南の低空によく見えました。
     (
カノープスの写真は、このページのいちばん下に掲載しました。)
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
14:47 連なる積雲
ねずみの行進のシルエット
15:27 下は積雲の
 つるし雲
16:05 積雲とレンズ雲の
かさなり
16:05 南 つるし雲
16:33 北西から北
レンズ雲だらけの空
16:35 北北西
美しいつるし雲 
16:37 養老山系の
つるし雲
17:03 西 レンズ雲の
シルエット
17:12 北東
日没後の波状雲
17:20 再び西空にまわった
月と、金星
17:21 残照にうかびあがる
つるし雲
17:25
17:29 17:46 仰角27°距離4km
雲底高度2000m
17:51 金星と月
木星も見えている
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
りゅうこつ座のカノープス(桑名市 南の空 23:48)

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