12月の野鳥カレンダーへ    
 2022年 12月6日 (火)
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「輝く濃青の翼/ペレットを吐く瞬間」(桑名市)
 
 
 
 
 
 
晴天の青空のもと、太陽光を受けて飛翔するカワセミ(オス)。

太陽の側から順光で撮影すると、カワセミの体の多くの場所は
グリーンの発色をするけれど、太陽-カワセミ-観測者の角度が
おおむね90°のサイド光の状態で撮影し、強い光沢を放つ濃い
ブルーの発色で飛翔の姿を撮影することができました、

静止状態の写真の多くはこれまでにも撮ったパターンの写真が
多くなりますが、同じポジションのカワセミを、90°異なる方向、
すなわち順光とサイド光の状態で撮り比べることができました。
カワセミを見ながら自分が移動して行ったわけですが、色が
グリーンからブルーに変化していく現象に感動しました!

また、ペレットを吐き出す瞬間も撮影。首を振って横へ吐き出
したのは白いペレット。残っていれば11月24日のようにペレット
を撮っておきたかったところですが、ころころと転がって池へ。
白いペレットの撮影は、また今度、です。

    <↓画像をクリックして拡大↓>
 共通データ: NikonZ9 500mmf/5.6
f5.6 1/125秒 ISO360
直射日光がサイド光の状態。
側面の翼もブルー系。
f5.6 1/4000秒 ISO1800
白いペレットを吐き出す瞬間。
11月24日撮影のペレットは赤茶色。
白いことのほうが一般的らしい。
 f5.6 1/4000秒 ISO1800
合成写真。吐いたペレットは岩の上に
残らず。ころころと池へ落ちていった。
f5.6 1/4000秒 ISO1600 
   
 f5.6 1/500秒 ISO250 f5.6 1/4000秒 ISO2000
直射日光がサイド光の状態。
鎧のような翼が濃いブルー。 
   
 f5.6 1/4000秒 ISO2000
ストロークの位相180°。
濃いブルーの光沢感が大きな
翼いっぱいに広がる。
 f5.6 1/4000秒 ISO2000
翼先端の光沢が顕著な瞬間。 
   
 f5.6 1/4000秒 ISO2000
飛び立つ瞬間。位相90°。 
 f5.6 1/4000秒 ISO1600
魚をくわえた飛翔を正面から。 
   
 f5.6 1/4000秒 ISO1800
ひねった顔が太陽に照らされる。
晴天下では陰影の出方が強い。 
 f5.6 1/500秒 ISO80
グリーンのカワセミ。順光の直射日光。
左下の写真とカワセミの状態は同じ。
池の対岸から撮影している。 
   
 f5.6 1/500秒 ISO125
直射日光をサイド光として受けると
ブルーに発色する。右上の写真の
カワセミを回り込んで接近し撮影。
 f5.6 1/4000秒 ISO4000
池の水面は青空が映り込み明るい。
青が飽和るがカワセミ優先で撮影。 
   
  f5.6 1/4000秒 ISO4000
この角度では広げた翼の両端は
被写界深度から外れる。
 f5.6 1/4000秒 ISO4000
閉じた翼は全体に合焦する。 
   
 f5.6 1/15秒 ISO320   f5.6 1/4000秒 ISO18000 
   
 f5.6 1/4000秒 ISO18000   f5.6 1/60秒 ISO400
陽が翳った岩場にて。
長時間、滞留。安定の美しさ。 
   
 f5.6 1/60秒 ISO280
これも安定の美しさ。サクラの枝にて。 
 f5.6 1/3000秒 ISO22800
飛翔撮影には限界の暗さ。